アルファシステムズは3月26日、電子書籍などのコンテンツを音声再生できるPC用のプレーヤーソフトと、コンテンツ作成ソフト、コンテンツをネットワーク経由で販売するためのポータルサイトから成るシステム「電子かたりべサービス」を開発したと発表した。
プレーヤーソフトは、文字の大きさを変えたり、テキストの読み上げが可能。語学教材を音声化したり、目の不自由な人が小説や雑誌を“聞く”といった使い方ができる。音声で「語りかける」ことで、文字中心の電子コンテンツには疎遠だった幼児や高齢者といった層にもアピールできるとしている。
いつ、何を、どこまで読んだかといった履歴も自動記録できるほか、気になる箇所を保存する機能も備えた。
同社は2004年下期のサービス開始を目指し、出版社や著作者と連携を図っていく。
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