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30日かかった計算を20時間で オムロンがIBMのグリッド技術を採用

» 2004年03月31日 16時11分 公開
[ITmedia]

 オムロンは3月31日、高精度センシング機器の新製品開発環境に、日本アイ・ビー・エム(IBM)のグリッドコンピューティングシステムを採用したと発表した。新システムは3月に稼働を開始し、計算時間を大幅に短縮できたという。

 同社の高精度センシング機器の新製品開発では、膨大なFortranプログラムでライブラリの計算処理などを行う。だが既存環境では計算に30−40日かかり、市場投入期間の短縮に向け3日以内に計算結果が得られる新環境を構築する必要があった。

 スーパーコンピュータを含む各種の環境を検証した結果、20−35時間で処理を完了できた日本IBMとアルゴグラフィックスの共同提案システムの採用を決めた。システムは、Red Hat LinuxベースのPCワークステーション「IntelliStation Mpro」を35台接続。複数の計算を同時に行える「パラレル・ジョブ・スケジューリング機能」によって処理時間を短縮できるという。

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