米Dellは4月7日、同社第1四半期(2〜4月期)の売上高見通しを上方修正すると発表した。
2月12日に示した見通しより2億ドル高い114億ドルの売り上げを見込んでいる。これは前年同期比20%の増収に当たる。1株利益予測は前回予測と変わらず28セントで前年同期比22%増。
詳細は米国時間4月8日開催の年次アナリストミーティングで報告するが、同社では、売上高予測を引き上げる主な理由として、米国外の市場での伸びを挙げている。
「世界中の顧客が強力で信頼できる技術を有利な価格で手に入れたいと考えている。中国、日本、フランス、米国、英国、カナダなどでその傾向がみられ、これにより当社は急成長を見込んでいる」とケビン・ロリンズ社長兼COO。
同氏は、Dellの製品・サービス全般で需要は強いが、特にサーバ、ストレージシステム、プロフェッショナルサービスの伸びが大きく、また最近参入したプリンタ/イメージング製品も好調だとしている。
同社はまた、今四半期の株式買い戻しを大幅に増やす計画だ。そのための予算を、計画の約2倍の11億ドルに増額する。
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