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グリッド技術で顧客情報を分散、漏えいを防止

» 2004年04月08日 20時40分 公開
[ITmedia]

 NTTネオメイトと独立行政法人の産業技術総合研究所(産総研)は4月8日、グリッド技術を活用し、企業の顧客情報漏えいを防ぐ新システムを共同研究すると発表した。

 顧客の氏名や住所、購入品などの情報を細分化し、複数のデータセンターに分散して保管する。データベースは、情報がどこのデータセンターに保管されているかを暗号化して管理する仕組み。

 データベースサーバや、1カ所のデータセンターから顧客情報を抜き出すことは難しくなる上、情報が細分化されているため、どこかのデータセンターで盗まれたとしても情報としての価値がなくなる。

 成果はNTTネオメイトが提供するコールセンター向けサービスに導入する。今年度第3四半期の実用化を目指す。

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