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ICQ 4.0正式リリース、パートナー企業も発表

» 2004年04月21日 08時27分 公開
[ITmedia]

 米America Online(AOL)傘下のインスタントメッセージング(IM)サービス新版「ICQ 4.0」が4月20日、正式発表された。同時に業界初のオープンIMプラットフォームと銘打った「ICQ Xtraz」もデビュー。ICQクライアント向け新機能の開発、配布、自動アップデートに対応した(昨日の記事参照)。

 同社によると、ICQ 4.0では届いたメッセージとよく使う機能をグループ化できるようになったほか、メッセージを携帯電話に転送できる機能、シングル/マルチプレイヤーのゲーム機能などが盛り込まれた。

 一方ICQ Xtrazプラットフォームでは、ICQでユーザー向けに、新クライアントをダウンロードしなくても新しいサービスの一覧を表示することが可能になる。また、ICQクライアントとは別にICQの新機能を開発し、ユーザーのコミュニケーションを妨げることなく配信/自動アップデートすることができる。

 Xtrazのオープンプラットフォームを活用する第一陣のパートナーとして、Oberon MediaがICQ 4.0のメッセージングインタフェース内部で配信できる新サービスの開発に当たる予定だとICQは発表している。

 ICQ 4.0は同社サイトからダウンロード提供中。

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