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ネット広告販売、キーワード検索牽引で21%増

» 2004年04月22日 08時48分 公開
[ITmedia]

 インターネット広告業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)とPricewaterhouseCoopers(PwC)は4月21日、2003年のインターネット広告販売に関する報告書を発表した。キーワード検索の順調な伸びに支えられ、業界全体の同年の販売総額は前年比約21%増の73億ドルとなった。

 IABは2月に発表した速報値で同年10〜12月期の販売総額を過去最高の22億ドル、通期では72億ドルと見込んでいたが、7〜9月期の実績が18億ドルと当初予測をやや上回ったことから、年間の販売総額も速報値をわずかに上回ったとしている。

 広告の種類別に見ると、バナー広告が占める比率は2002年の29%から2003年は21%に減少。これに代わって検索広告が、15%から35%へと大きく躍進した。

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