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ATI、新グラフィックスチップ「RADEON X800」発表

» 2004年05月06日 08時37分 公開
[ITmedia]

 グラフィックスチップメーカーのATI Technologiesは5月4日、ハイエンドビジュアルプロセッサの新製品「RADEON X800」を発表した。

 X800では新しい圧縮技術の「3Dc」を採用、高解像度のノーマルマップを使って優れた画質のゲームを開発しやすくなるとATIは説明。ノーマルマップは精密なキャラクターや光景を描くのに使われ、パフォーマンスに影響を与えずにゲームの画質を高めることが可能になるとしている。

 小売りやOEM経由で「RADEON X800 XT Platinum Edition」と「RADEON X800 PRO」の2種類が出荷予定。Platinum Editionは今月中に出荷予定で希望小売価格は499ドル。PROは即日出荷され、価格は399ドル。

 RADEON X800を基盤としたブラフィックスボードはABIT、ASUS、Celesticaなどの各社から発売される。ABS、Alienwareなどのシステムインテグレーターも、RADEON X800を搭載したゲーマー向けPCの投入を計画している。

 ハイエンドのグラフィックスチップではライバルのNVIDIAが4月、「GeForce 6800」を発表している(4月15日の記事参照)。

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