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Eudoraに深刻なセキュリティホール

» 2004年05月08日 09時19分 公開
[ITmedia]

 電子メールソフトのEudoraに深刻な脆弱性が見つかったとして、セキュリティ専門家らが警戒を呼び掛けている。

 発見者はシドニー大学のポール・サボー氏。セキュリティ企業のSecuniaが5月7日公開したアドバイザリーによると、この脆弱性の深刻度は「高」。

 URL処理機能の境界エラーが原因で、悪質な電子メールの中に仕込まれた長いリンク(300バイト程度)をユーザーがクリックした場合、外部から任意のコードを実行される恐れがあるという。

 Senuniaでは、脆弱性が報告されているのはWindows版のEudoraバージョン6.1、6.03、5.2.1だが、ほかのバージョンも影響を受けるかもしれないとしている。

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