台湾各社がNVIDIA提唱のMXMを支持、ノートPCのPCI Express対応加速へ
グラフィックスチップ大手の米NVIDIAは5月17日、同社提唱の「MXM」グラフィックス標準に対し、大手ノートPCメーカー各社が支持を獲得したと発表した。MXMは、Intelの拡張バスアーキテクチャPCI Expressに対応したグラフィックスアドオンモジュール。
PCI Expressは、サーバ、デスクトップ、ノートPC、およびエッジサーバなどの通信機器向けの高性能拡張バスアーキテクチャ。パラレス技術に基づく旧来のPCIバスと異なり、シリアル技術を採用している。
NVIDIAのモバイル製品管理ディレクター、ビル・ヘンリー氏によると、PCI Express対応のノートPCは今秋登場が始まるはずだという。
Quanta、Wistron、FIC、Uniwill、Clevo、AOpen、Tatung、Arima、Asustek、Mitac Internationalといった台湾のオリジナルデザインメーカー(ODM)の大半が、MXM設計を支持している。
ヘンリー氏は、ODM各社の支持は、Dell、Hewlett-Packard(HP)、東芝といったOEMの支持につながると説明している。「昨今、台湾メーカーに見積もり要求を出すOEM各社は、基本的に、どんな仕様にするかは台湾メーカー任せとなっている」とヘンリー氏。
これまで、ノートPCには、グラフィックスのアップグレードというオプションがなかった。Enderle Groupのアナリスト、ロブ・エンダール氏は、グラフィックスのアップグレードが可能になることで、デスクトップPCを購入する理由がまた一つ減ることになると指摘している。
また、グラフィックスモジュールの統一標準が確立されれば、メーカー各社はマザーボードを再設計する必要なしに、グラフィックスパフォーマンスの選択肢を増やすことができるようになる。
PCI ExpressはAGPグラフィックスをリプレースし、約2倍のスピードを実現するとヘンリー氏は語っている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
2
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
3
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
4
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
5
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
6
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
7
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
8
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
9
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
-
10
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR