サミーとセガは5月18日、持株会社方式で10月に経営統合すると発表した。両社の売上高合計(2004年3月期ベース)は約4400億円とゲームソフト業界最大手となる。
10月1日付けで「セガサミーホールディングス」を設立。両社は事業会社として持株会社の傘下に入る。サミー株1株に対し持株会社株1株を、セガ株1株に対し同0.28株を割り当てる。会長兼社長には、サミーの里見治社長(セガ会長も兼任)が就任する。
サミーはパチンコ・パチスロ事業、セガはアミューズメント機器販売・施設事業の占める割合が大きくなっており、事業競合などはないため統合で相互補完が可能だとしている。
中期的には、セガの技術力をサミーのパチンコ・パチスロ事業に導入するほか、サミーのパチンコ・パチスロコンテンツを有効活用することでコンシューマー部門で収益を拡大する計画などを重点に置く。
サミーは昨年12月、CSKからセガ株式の22.4%を買収、筆頭株主になっていた。
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