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» 2004年05月20日 08時47分 UPDATE

VIA、次世代プロセッサコア「Esther」の詳細を明らかに

VIA Technologiesの超省電力型プロセッサコア「VIA C5J Esther」は、情報セキュリティと電子商取引用に最適化される。消費電力は1GHzで3.5ワットに抑えられ、家電や組み込み、携帯機器の分野で現在の限界を越えてx86アーキテクチャの拡大につながるという。

[ITmedia]

 VIA Technologiesは5月18日、超省電力型プロセッサコア「VIA C5J Esther」について詳細を公表した。

 EstherはIBMの90ナノメートルプロセスで製造予定で、情報セキュリティと電子商取引用に最適化される。消費電力は1GHzで3.5ワットに抑えられ、家電や組み込み、携帯機器の分野で現在の限界を越えてx86アーキテクチャの拡大につながるとVIAは説明。小型でファンのないデバイスで、高度に圧縮されたビデオストリーミングやデータ暗号化/暗号解除といったアプリケーション用に性能を発揮できるとしている。

 RSA暗号とSecure Hashing(SHA-1/SHA-256)、および電子メールのワームやウイルス対策として実行防止機能を盛り込むことで、電子商取引における高度なセキュリティを実現。さらに、最大800MHzのフロントサイドバス(FSB)、SSE2/SSE3マルチメディアインストラクション、2次キャッシュ増大などの機能強化を図った。

 「プロセッサ設計への当社のアプローチにより、小型でファンのないデバイスで負荷の高いセキュリティ機能を実行しながら、同時に高度なデジタルエンターテイメントアプリケーションを処理することが可能になる」。Estherの設計を手掛けたVIA子会社Centaur Technologyのグレン・ヘンリー社長はこうコメントしている。

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