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米環境保護団体、メーカーの「成績表」発表

» 2004年05月20日 13時18分 公開
[ITmedia]

 米シリコンバレーの環境保護団体、Silicon Valley Toxics Coalition(SVTC)は5月19日、コンピュータメーカー各社の製品がどの程度環境を配慮した設計になっているかの評価をまとめた最新版報告書(2003年版)を公開した。

 この年次報告は5年前から実施されているが、今回は、有害化学物質利用の段階的縮小や、効率的で安全な製品回収・リサイクルシステム開発などで、メーカーが第一歩を踏み出したことが認められたとしている。

 リサイクルに際してサービス料金を顧客に負わせるなど、理想にはまだ程遠いが、「中国の格言にもあるように千里の道も一歩からだ」と報告書は言い、「一部のプログラムでは、欧州、日本、台湾、韓国のリサイクル制度と米国のそれとのギャップが縮まった」としている。

 だが、実際の評価はまだまだ辛い。

 評価ランキングの上位3社はHewlett-Packard(HP)、Dell、NECだが、報告書は、これら3社でさえ「ビギナー」と位置付けている。

 4位以下はIBM、ソニー、東芝、Apple、Philips、Lexmarkの順。それ以外のメーカーのうちemachines、Gatewayは「まだスターティングゲート」とされ、さらに、Acer、Sun Microsystemsに加えてエプソン、富士通、日立、キヤノンなどが「ベンチワーマー(補欠選手)」に区分されている。

 大半のメーカーが、「米国でのリサイクルプログラムのデータを提供できないか、リサイクル率が2%を下回っている」という。

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