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Symantecの偽ソフト業者に賠償命令

» 2004年06月22日 08時30分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業の米Symantecは6月21日、偽のSymantecソフトを販売していたPapa B Enterprisesに対する訴訟で和解が成立し、Papa Bから320万ドルの支払いを受けることになったと発表した。Papa Bの経営者リチャード・マストロジョバンニ氏も、2万5000ドルの損害賠償をSymantecに支払うよう命じられたとしている。

 Symantecの発表によれば、Papa B Enterprisesとマストロジョバンニ氏は裁判所の命令で偽のSymantec製品販売を恒久的に禁止されたほか、ほかの偽ソフトサプライヤーに対する調査でSymantecに協力することも和解条件に盛り込まれた。

 SymantecはPapa Bがオンラインオークションなどを通じて偽ソフトを販売していたとして、商標権・著作権侵害などで2003年に提訴した。Symantecは以前にも、偽ソフト販売業者数社を相手取って同様の訴訟を起こし、損害賠償を勝ち取っている。

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