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VeriSign、電子メールセキュリティサービス発表

» 2004年06月29日 08時03分 公開
[ITmedia]

 インターネットインフラサービス提供企業の米VeriSignは6月28日、企業の電子メールをスパムやウイルスから保護する新サービス「Email Security Services」を発表した。

 このサービスは、同社のIntelligence and ControlSM Servicesサービスの拡張版。スパム対策ではブラックリスト、“指紋”分析、1万以上の法則と照らし合わせる経験則分析という3層のフィルタを提供。ウイルスに対しては3種類のウイルス対策エンジンを使って定期的にスキャンを実施、送受信されるメールをチェックする。

 また、災害対策として会社の電子メールサーバに障害が起きた場合は自動的にVeriSignのネットワークに切り替えてSMTP接続を提供する。

 将来的には、電子メールの発信元を確認して偽の送信者アドレスが使われているメールを遮断する送信者ID認証機能、および、メールに使われているドメインをVeriSignのVerified Domains List (VDL)と照らし合わせてチェックするドメイン認証機能も提供予定。

 サービスの正式な提供開始は7月12日からだが、28日から30日間の無償トライアル期間が設けられている。

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