米Apple ComputerとBMWがこのほど立ち上げた「iPod Your BMW」キャンペーンでは、BMW現行モデルのオーナーにiPodの音楽を車のステレオで聴けるアダプタを提供している。しかし、BMWに乗っていなかったり、対応のモデルではなかった場合、どうすればいいのだろう? この対応策として、カーオーディオメーカーのAlpine Electronics of Americaは1月に、iPod用アダプタの開発に取りかかったと明かした。AppleとBMWのニュースを受け、Alpineは詳細な情報を明らかにし、今秋に製品を出荷するとしている。
「Interface Adapter for iPod」では、Alpine製ヘッドユニットを取り付け、フロントパネルかリモコンを使ってiPodを操作できる。アーティスト名、アルバム名、楽曲名などの情報はヘッドユニットに表示され、つまみを回して音楽リストをスクロールする。
インタフェースボックス、ケーブルが含まれ、シートの下、小物入れの中、ダッシュボードの裏など、車のどこにでも設置できるという。ケーブルでInterface AdapterをAlpineのヘッドユニットにつなぎ、もう1本のケーブルでiPodかiPod miniのDock ConnectorとInterface Adapterを結ぶ。接続時にはiPodの充電もできる。
Alpineによると、「MediaXpander」機能によって圧縮されたデジタルメディアの「失われたディテールを再現する」。レシーバーは、同社の「Bass Engine」機能を備え、車内で最適な音質になるようシステムを調整するという。
公認のディーラー経由で、今秋早々にも100ドルで販売する計画。ファームウェアバージョン1.1のiPod miniと、バージョン2.2のDock Connector搭載iPodに対応する。
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