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» 2004年07月10日 09時15分 UPDATE

Linuxは西欧でニッチから主流の領域へ――IDC予測

調査会社IDCのアナリストによると、Linuxとフリーソフトを基盤としたサービスの市場は現在、西欧のITサービス市場でシェア1%に満たないが、ニッチを抜け出して主流の領域に浮上しようとしている。

[ITmedia]

 調査会社IDCが7月8日発表した推計によると、西欧の企業や政府機関がLinuxなどのオープンソースソフトを基盤としたITサービスに費やす額は、今年の9800万ドルから、2008年までに2億2800万ドルに達する見通しだ。

 「Linuxとフリーソフトを基盤としたサービスの市場は現在、西欧のITサービス市場でシェア1%に満たないが、ニッチを抜け出して主流の領域に浮上しようとしている」。IDC欧州サービス部門の上級アナリスト、ドミニク・ラビアート氏はこう指摘する。

 この市場の成長を促す要因として、企業や公共セクターがコスト削減の手段としてLinuxやフリーソフトを選ぶようになっているとIDCは説明。特にドイツとフランスで、公共セクターのLinux支持が強まると予想する。

 European Infrastructure Management Servicesのプログラムマネジャー、リオネル・レイミー氏は「現在コンサルティングの段階にある公共セクターがいくつかあり、向こう2年以内にはその多くが移行プロジェクトに着手しているだろう」と話している。

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