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» 2004年07月15日 12時16分 公開

欧州の衛星ナビシステム「Galileo」、イスラエルも参加

イスラエルはEUとの合意の下、衛星ナビゲーションシステム「Galileo」に関わる標準化や認定などの活動に参加する。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 イスラエルが、欧州連合(EU)の衛星ナビゲーションシステム「Galileo」に参加する合意を結んだ。

 両者は7月13日に最終合意に至ったと、欧州委員会が14日に発行した発表文には記されている。

 この合意の下、イスラエルは科学技術、製造、サービスと市場の開発、標準化、周波数の認定など、衛星ナビゲーションに関わる多数の活動に参加する。

 同国はまた、Galileo Joint Undertaking(GJU)の株式保有を通じて、Galileoプログラムへの出資するよう要請を受けていた。GJUでは参加各国が合意の下、共同で資金を出し合う代わりに、共同でGalileoプロジェクトを管理する。初年度の資金は推定で32億5000万ユーロ(40億ドル)。

 またEUは米国、中国とも協力の合意を結んでいる。

 イスラエルとの合意はグローバル衛星ナビゲーションシステム市場にとって「大きな追い風」になるだろうと、欧州委員会の発表文には記されている。この市場では世界で30億台の受信機が販売されており、2010年までには年間売上高が2500億ユーロに上る可能性がある。

 EUは年内にロシア、インド、ウクライナ、ブラジル、韓国、メキシコ、オーストラリアとも合意を結ぶ意向だ。

 Galileoは、EUが欧州宇宙機関と共同で開発した衛星ナビゲーションシステム。輸送、通信、農業、漁業など衛星ナビゲーション技術を使った新世代のサービスの開発を実現するよう設計されている。

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