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» 2004年08月25日 09時00分 公開

世界半導体売り上げ、今年30%近くの伸びへ

Gartnerの予測値によると、世界半導体市場は今年、30%近い伸びを記録する見通しだ。ただし、メーカー間には供給過多に対する懸念も広がり始めているという。

[ITmedia]

 市場調査会社の米Gartnerが8月24日発表した予測値によると、世界半導体市場は今年、30%近い伸びを記録する見通しだ。同社は2004年の半導体の世界売上高を、前年比27.4%増の2260億ドルと予測している。

 このように大幅成長が見込まれる半導体業界だが、Gartnerによるとメーカー間には供給過多に対する懸念も広がり始めている。2004年6月末時点の各社の損益計算書に、在庫日数のはっきりとした増加がみられるからだ。

 半導体業界には数年単位で浮き沈みを繰り返す、いわゆるシリコンサイクルと呼ばれる景気の循環があり、次の不況期突入に対する懸念が業界幹部らの頭を離れないようだ。

 しかしGartnerでは、同社の半導体在庫指数では、現在の在庫状況は“警戒”ゾーンの最軽度レベルだとし、「半導体市場が横ばいかマイナス成長のときは在庫増は深刻な懸念事項だが、市場が伸びているときは、在庫レベルの増加はノーマルだ」(Gartnerアナリスト、リチャード・ゴードン氏)としている。

 「今回の半導体業界の好況は、業界内にこれを活況と認められるメーカーがほとんどいないという点が特徴的だ」(ゴードン氏)

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