米SCO Groupは8月31日、同社第3四半期(5〜7月期)の決算を発表した。
売上高は、前年同期比44%減と大幅に落ち込み、1120万5000ドルとなった。前年同期は728万ドルあったSCOsource部門のライセンス収入が、10分の1以下の67万8000ドルにまで減少したことが大きく響いている。最終損益も前年は309万6000ドルの黒字だったが、今年は742万3000ドルの赤字に転落した。
8〜10月期は、売上高1000万〜1200万ドルを見込んでいる。
SCOは決算発表と併せて、Linux訴訟関連の費用を最大でも3100万ドルまでに抑えるよう、外部顧問の法律事務所Boies, Schiller & Flexnerとの契約を改めた。同社は7月末の時点で、現金と売却可能な有価証券を合わせて430万ドルほど保有しており、ダール・マクブライドCEO兼社長は「判決が出るまで現在の訴訟を継続するのに十分な位置に付けている」と話している。
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