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BIGLOBE、偽装アドレスのスパムを受信拒否へ

» 2004年09月09日 17時45分 公開
[ITmedia]

 NECのISP「BIGLOBE」は9月9日、偽装アドレスから送信されたメール受信を拒否する迷惑メール対策を始めた。同時大量送信メールの受信拒否も同時に行い、迷惑メールを大幅に削減できると見ている。

 DNSを参照し、未登録ドメインからのメールは偽装アドレスメールとしてBIGLOBEのメールサーバ段階で受信を拒否する。また同一IPアドレスからの同時メール送信リクエスト数に上限値を設定し、これを超えた場合は送信を制限する。上限値は明らかにしていないが、「一般的なBIGLOBEメール利用者に影響のない数値」としている。

 同社によると、BIGLOBEのメールサーバが受信する迷惑メールのうち、約3割は偽装アドレスから送信されていた。対策強化でこれらの迷惑メールを受信拒否できる上、同時大量送信による迷惑メールも約9割削減できると見込んでいる。

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