デジタルメディアコンテンツ保護技術「SVP」(Secure Video Processor)の普及を目指す業界団体SVP Allianceが9月9日発足した。
SVPは、既存のコンテンツ保護技術CA(conditional access)やDRM(デジタル権利管理)と組み合わせ、コンテンツを提供する側が配信をコントロールできるようにするための規格。SVP AllianceではデジタルホームネットワークおよびデジタルTV、セットトップボックス、携帯機器などの家電向けにSVPの普及を促す。また、既存のコンテンツ保護技術との互換性推進に当たる方針。
SVP AllianceにはNDS、STMicroelectronics、Thomsonが参加。NDSはSVPの採用によって、ホームネットワークと携帯デバイスに受信制限をかける自社製品「VideoGuard」の販促を目指す。
STMicroelectronicsはSVP技術に対応した初のビデオプロセッシングICを開発。Thomsonでは来年、SVP対応チップを組み込んだ家電を投入する計画。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR