有線ブロードネットワークス(USEN)とエイベックスは9月28日、資本提携を伴う業務提携に合意したと発表した。USENはエイベックスに20%超を出資して筆頭株主となる。USENのブロードバンドインフラを活かしたデジタルコンテンツ新事業を共同で検討する。
USENは10月、エイベックスの依田巽名誉会長、松浦勝人社長、小林敏雄常務、林真司常務から、合計で発行済み株式総数の22.38%を取得し、持分法適用会社とする。依田氏、松浦氏、小林氏はそれぞれ約7%を所有する第2位株主となる。USENの宇野康秀社長は同日、エイベックス特別顧問に就任した。
USENは有線放送、カラオケ、FTTHの各事業を拡大させる有力コンテンツプロバイダとしてエイベックスを活用する。エイベックスはFTTHインフラを持つUSENと協力してデジタルコンテンツ新事業を展開するほか、他のネットワーク事業者へのコンテンツ提供も行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR