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Intel、Pentium 4 Extreme Editionで高速バス導入へ

» 2004年10月01日 07時52分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米IntelはPentium 4 Extreme Editionの新バージョンで、フロントサイドバスを高速化する計画だ。これによってシステムパフォーマンスの障害となっている要素を改善、性能強化を図る一助とする。

 IntelのWebサイトに掲載され、The Inquirerが伝えた社内文書によれば、同社は近く、「925XE」チップセットをリリースする。これは最近投入された925Xチップセットの一バージョンで、1066MHzのフロントサイドバスをサポートする。現行のPentium 4チップセットでは800MHzのフロントサイドバスを使ってプロセッサとメモリを接続している。この接続は、システム全体のパフォーマンスを左右する重要な役割を担っている。

 Intelサイトで見つかった別の文書によれば、同社は近い将来、1066MHzのフロントサイドバスに対応した3.46GHzのPentium 4 Extreme Editionも投入予定。このプロセッサは2Mバイトの3次キャッシュも備える。

 Pentium 4 Extreme Editionは、IntelのデスクトップPC向けプロセッサの中で最も高い性能を備える。ただ、これには代償も伴い、価格は最もパワフルなPentium 4の2倍以上もする。ほぼゲーマーに的を絞って販売されている。

 Intel広報は、発表前の製品に関するコメントを避けた。

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