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IBM、VeriSignなどと共同でID管理の新システム

» 2004年10月07日 07時59分 公開
[ITmedia]

 米IBMはパートナー4社とともに10月6日、企業や政府機関向けの新しいID管理製品を発表した。組織のデータとコンピュータシステムおよび施設を不正アクセスから保護できると説明している。

 新システムは、IBMがActivCard、Bioscrypt、ImageWare、VeriSignの4社と協力して提供。IBMのID管理ソフトTivoliと、パートーナー各社の製品を組み合わせて利用している。

 従来のようなアプリケーション、OS、ネットワークといったITインフラを越えてID管理の対象を拡大、バイオメトリクス情報、スマートカード、バッジリーダーといった「物理的な」手段と連携させた。

 企業などはこのシステムを日常業務に取り入れて認証の層をもう一つ追加、データ、アプリ、ITネットワークといった「ロジカル」資産と、建物、職場などの物理資産を同時に保護できると説明している。

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