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» 2004年10月12日 16時28分 公開

USEN、不振のギャガに100億円出資を検討

2期連続赤字となるギャガにUSENが大規模な出資の検討を始めた。USENはFTTHによるコンテンツ配信事業を展開する計画で、エイベックスに続き有力コンテンツホルダーとの関係を強化する。

[ITmedia]

 有線ブロードネットワークス(USEN)は10月12日、ギャガ・コミュニケーションズに100億円規模を出資して経営支援する検討を始めたと発表した。ギャガは2期連続で赤字に転落する見込みで、USENはギャガを支援した上で、デジタルコンテンツ配信事業にギャガの豊富なコンテンツ資産を活用する。

 出資は第三者割当増資を引き受ける形。ギャガの社外取締役を務めるエイベックス名誉会長の依田巽氏らも30−50億円規模を引き受ける方向で検討し、総額は130−150億円規模となる。ただUSENは出資について、「ギャガを支援する金融機関、その他関係各社との協調支援体制の調整がつくことが前提」としている。

 USENはFTTH網によるデジタルコンテンツ配信事業の展開を計画しており、ギャガの豊富な映像コンテンツを活用するねらい。USENはエイベックスにも筆頭株主として資本参加を表明している(関連記事参照)

 ギャガは同日、2004年9月期の業績予想を下方修正し、当期赤字が当初予想の22億2500万円から105億円に拡大すると発表した。

 主力の配給事業で「華氏911」や単館系作品がヒットしたものの、今期最大の目玉だった「ヴァン・ヘルシング」が目標に届かなかったことに加え、9月に発表した業績予想で2期連続の赤字転落を明らかにしたことから、一部ビデオメーカーやTV局で版権の買い控えが発生したことも響いた。

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