4位 PCでMacを動かすエミュレータ「Cherry OS」登場
5位 「P2Pには責任なし」の判決不服で音楽・映画業界が上訴
8位 Segwayの四輪モデル「Centaur」、Webで試作品公開
10位 ゲイツ氏、Media Center Edition 2005を正式発表
先週のランキングトップは、アメリカで11年前に起きた死亡ひき逃げ事故の被害者の身元を、刑事がGoogle検索で突き止めたという記事だった。
Web上の情報の膨大さやGoogleの検索力もさることながら、1週間かかって類似の事件を探し出し、最後は被害者のメガネの形で同一人物を判別したという刑事の努力が涙ぐましい。おそらく、気の遠くなるほど膨大な検索結果から、一つ一つ有用な情報を選び出したのだろう。
Googleは便利だけど、関係ない情報まで大量に引っ張ってくるのが面倒――こう思っているユーザーは少なくない。米ASK Jeevesや米Vivisimoは、検索結果をカテゴリー分けすることで目的の情報に到達しやすくし、“検索王者”Googleの座をうかがっている(関連記事参照)。
10月18日に来日会見した米Google技術部門担当社長のサーゲイ・ブリン氏は「検索結果をカテゴリー分けしても、望みの情報を得られるとは限らない」と競合の技術を批判しながらも、「現状のGoogleは、検索効率に限界がある」と認め、常に技術革新を続けていくと話した。
同日の会見では、あるスポーツ紙記者から「Google検索利用者のうち、どの言語のユーザーが一番エッチな検索ワードを入力していますか?」という質問が飛び出した。ブリン氏は「残念ながら日本だね、なんていうのは冗談だけど」と一言。会場を沸かせた。
ブリン氏はさすがに、エッチなキーワード出現率を国別では把握していないという。しかし「エッチなキーワード検索は、Google開始当初は全体の20%くらいあったのが、今は5%程度に落ちている」(ブリン氏)。ネット上の情報が増え、ユーザーの多様な興味に対応できるようになったのが原因だろうとブリン氏は分析する。「テクノロジーの発展は、エッチな分野が先行することが多い。ビデオも最初はエッチなものが多かった」(ブリン氏)。
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