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4人に1人が部下や同僚の情報をネット検索――米調査

» 2004年10月22日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米国では4人に1人が仕事仲間についての情報をオンラインで検索していることが、Harris Interactiveが実施した調査で分かった。

 この調査は検索エンジンDogpileの委託で今年9月、米国で18歳以上のネットユーザー2266人を対象に実施された。同僚や上司、顧客、従業員といった仕事仲間についてオンラインで検索したことがあると答えたのは23%。男性の方が女性の2倍の確率でこうした検索を行っていることも判明した。

 その動機は、同僚についての情報検索の場合71%%が好奇心から。顧客情報の検索は住所や電話番号といった情報目的が85%だった。従業員や採用候補者についての検索では52%、上司や上司になる可能性のある人についての検索は63%が動機として好奇心を挙げている。

 調査報告では、ブログ人気の高まりに伴い、こうした場で公開されている情報が職業に影響を与える可能性も高まっていると指摘。個人情報をオンラインに掲載することは、自分のキャリアに影響を与える可能性もあるため思いとどまった方がいいとアドバイスしている。

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