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セガ「ムシキング」ノウハウを女児向けに活用

» 2004年10月29日 15時24分 公開
[ITmedia]

 セガは10月末から、小学生女子を対象にした業務用ゲーム機「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」の稼働を始める。従来のアミューズメントセンターになじみが少ない層をターゲットとし、大ヒットした「甲虫王者ムシキング」のノウハウを活用して市場を拡大を図る。

(C)SEGA, 2004

 「オシャレ魔法カード」を使ってキャラクターの着せ替えを楽しむゲーム。着せ替えステージとダンスステージの2ステージ構成で、着せ替えで「オシャレパワー」を決め、ダンスで「いけてる度」をアップさせ、ライバルに勝つのが目的だ。カードは4種類76枚。1プレイで入手でき、たくさん集めるほど多彩なおしゃれを楽しめる。1プレイ100円。

(C)SEGA, 2004

 ムシキングは小学生男子を中心に爆発的なヒットとなり、これまでの出荷台数は4000台、カード出荷枚数は9000万枚に上っている。

 小学生女子は従来のアミューズメント施設・機器では取り込みにくいとされてきた。新製品はムシキングで培ったノウハウを活用し、カードを集めるコレクション性とおしゃれへの関心をゲーム要素に組み込んだ。

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