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携帯電話購入時に重視するのは「機能」と「デザイン」――C-NEWS調査

» 2004年11月01日 16時04分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は11月1日、携帯電話端末に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は、現在利用している携帯電話端末に対する満足度をたずねたもの。また、併せて、KDDIの「au design project」(関連記事)の認知度、およびボーダフォンの新型端末「nudio V602T」(関連記事)に対する感想などを質問した。調査対象は、携帯電話を所有している15歳以上のインターネットユーザー400名。

 これによると、回答者が利用している携帯電話会社は、「NTTドコモ」がほぼ9割だった。また、現在利用している機種は、ムーバ「505シリーズ」がもっとも多く、次いでFOMA「900iシリーズ」で、その中でもNEC製「N505i/N505iS」が目立った。

 現在利用中の端末を購入した際に重視したのは、7割強が「機能」と答え、特に19歳以下では8割半ばとなった。他の項目で重視したのは、「デザイン」が7割、「カラー」が7割弱、「重さ・大きさ」が4割強。年代別の傾向では、「デザイン」「カラー」ともに、19歳以下、20代のそれぞれ4分の3が重視したと答え、「重さ・大きさ」では40歳以上が5割強と重視度が高かった。

 利用している携帯電話の「総合的な満足度」を聞くと、各年代ともにほぼ3分の2が「満足」と答えている。特に「機能」の満足度が高く、ほぼ7割が「満足」と回答。満足度が低めだったのは「重さ・大きさ」で、ほぼ2割が「不満」とした。

 次に、「au design project」の認知度をたずねたところ、「知っている」「名前は聞いたことがある」をあわせて、19歳以下が3割強、20代が2割強、30代および40歳以上は2割弱だった。同シリーズの第1弾として発売された「INFOBAR」に対しては、「錦鯉とか名前もユニーク。シンプルで、色・形やボタンもかわいい」や「今までにないデザインで、初めて見た時とても印象に残った」という意見が挙げられた。

 ボーダフォンの新型端末「nudio V602T」のデザインに対する感想では、「デザインに新しさを感じる」との回答したのは、19歳以下が6割強、20代が6割半ば、30代および40歳以上各5割半ば。また、「デザインに魅力を感じる」と答えたのは、19歳以下が3割強、20代が2割半ば、30代が2割強、40歳以上が3割弱だった。

 また、nudio V602Tの所有意向をたずねたところ、19歳以下のほぼ2割が「欲しい」と答えたのに対して、20代、30代、40歳以上ではほぼ半数が「欲しくない」と回答した。「欲しくない」理由としては、「キャリアを変えたくない」が多かったが、「無機質なデザインが好みではない」や「角ばった感じが好きではない」などの意見も挙げられたという。

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