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» 2004年11月04日 08時54分 UPDATE

「Ciscoのファイアウォール」掲げ、盗難コード販売業者が営業再開

著名ソフトの盗難コードを販売するオンラインストアが再び営業を始めた。Cisco Systemsのファイアウォールソフトも営業品目の一つとして掲げられている。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 オンラインのディスカッショングループに投稿されたメッセージによれば、悪質なハッカー集団が匿名で、著名ソフトの盗難コードを販売するオンラインストアを再開し、Cisco Systemsのファイアウォールソフト「PIX」のコードを2万4000ドルで売りに出している。

 Source Code Clubが再び姿を現したのは11月1日。オンラインのセキュリティディスカッショングループにメッセージを投稿し、営業再開を宣言した。Usenetへの投稿と電子メールを使って顧客と連絡を取り、CiscoのPIX 6.3.1やEnterasys Networksの侵入検知ソフトといったセキュリティ製品複数のソースコードの注文を受け付けているという。

 Ciscoにコメントを求めたが、今のところ返答はない。

 Source Code Clubが初めて表面化したのは7月。ウクライナのアドレスのWebページと、セキュリティディスカッションリストのFull-Disclosureに寄せたメッセージを使い、自分たちのウェアを宣伝していた。「ラリー・ホブルズ」の名で7月にFull-Disclosureのメーリングリストに投稿されたメッセージによれば、同グループは顧客向けに、『企業の知的財産』や、内容は明かさなかったがその他のサービスを販売していると称していた。

 今回もSource Code Clubは、企業スパイサービスとして自分たちを売り込んでいるが、同時に米国内のセキュリティ不安につけ込む形で、CiscoのPIXファイアウォールのような製品が具体的に何をするのかを理解したい「情報機関や政府組織」向けにも売り込みをかけている。

 同グループのメッセージは今回も「ラリー・ホブルズ」の名で投稿され、コードの販売価格はEnterasys製品が1万9200ドル、Napsterは1万2000ドルにそれぞれ値上げしている。

 さらに、一つの製品のソースコードを丸ごと購入すれば個人会員になれるともちかけ、「扱いに細心の注意を要するため公にできない」さらに多くのソースコードのリストを参照させると約束している。

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