NTT東西地域会社は11月9日、FTTHを利用した戸建て住宅向けIP電話サービスを来年から始めると発表した。従来の加入電話番号をそのまま使用でき、携帯電話や国際電話への発信も可能だ。同日、料金設定に必要な認可申請を総務大臣に行った。
年内にも提供予定の1Gbpsシェアードアクセス方式のBフレッツユーザー向け。IP電話からIP電話・加入電話・携帯電話への発着信が可能で、音声品質は「固定電話相当」としている。
通常の電話番号(OAB〜J)を利用できる上、従来のNTT加入電話と同じ場所で使う場合は同番移行も可能だ。ナンバーディスプレイやキャッチホンなどの付加機能も利用できる。
NTT東は来年1月をめどに東京23区の一部からサービスを始め、順次政令指定都市、県庁所在地などに拡大する予定。NTT西は来年4月をめどに、大阪府と政令指定都市の一部でサービス開始する計画だ。
認可を申請したのは、他事業者ユーザーへの発信時にNTT東西が料金設定を行えるようにする活用業務。
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