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セガサミー、パチスロ「北斗の拳」が絶好調

» 2004年11月10日 20時46分 公開
[ITmedia]

 セガサミーホールディングスは11月10日、通期業績予想を上方修正し、純利益が前回予想を12.6%上回る535億円になる見通しだと発表した。傘下のサミーが業績を上方修正したため。

 同日、サミーとセガは4−9月中間期連結決算を発表。サミーは売上高1982億6900万円(前年同期比155.0%増)、営業利益698億6700万円(同204.6%)、純利益404億5000万円(同303.2%)と大幅な増収増益となった。パチスロ機「北斗の拳」が累計57万8000台を販売する大ヒットとなるなど、遊技機事業が好調だった。

 一方、セガは売上高931億2900万円(同0.4%減)、営業利益55億7100万円(同26.4%減)、純利益10億2500万円(同82.7%減)と減収減益となった。ゲームソフト部門は、国内では「サクラ対戦V」など9タイトルを投入したが、販売本数は102万本と目標の114万本を下回った。だが欧米市場で「Sonic Heroes」などのリピートタイトルが計画数量を大幅に超え、売上高、利益とも期初計画を上回った。

 セガサミーホールディングスは、サミーとセガの持株会社として10月1日に設立された。

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