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リンクス、VFDパネル搭載のAHANIX製高級HTPCケース発売PCケース

» 2004年12月13日 18時32分 公開
[ITmedia]

 リンクスインターナショナルは、VFDパネルと静音ファンを搭載したAHANIX製高級HTPCケース「D.Vine」シリーズ3モデルを発表、12月17日より発売する。

 ラインアップは、機能性を重視したスチールモデル「D.Vine4 MCE」、静音電源を搭載する「D.Vine5 MCE」、Micro ATX規格サイズの「D.Vine6 SQ MCE」、の3種類、価格はいずれもオープンプライス。実売予想価格は「D.Vine 6 SQ MCE」が3万3000円前後(税込み)、「D.Vine 4 MCE」が3万5000円前後、「D.Vine5 MCE」が38000円前後。3モデルとも、ブラックとシルバーのラーバリエーションが用意されている。

photo D.Vine4 MCE Silver

 D.Vine4 MCEは、機能性を重視モデルとしてATXマザーを搭載可能なモデル。ほかの2製品とは異なり、本体フレームはスチール素材を採用し、フロントとカバー部のみアルミ素材を採用する。拡張ベイは5インチ×2、3.5インチシャドーベイ×2、PCIスロット部は×7。フロント部にUSBとIEEE1394インタフェースが用意される。このモデルのみ、一般販売は2005年1月末となる予定。

photo D.Vine5 MCE Black

 D.Vine5 MCEは、デザインと重量感を重視したモデルで、マザーにはATX、Micro ATX双方の規格ものもが使用可能。前面部は5インチベイ×1、電源/リセットボタン、VFD表示パネルのみのシンプルな外観でまとめられている。拡張ベイには5インチ×1、3.5インチシャドーベイ×1。このモデルのみ、騒音レベルで14デシベルを実現する静音仕様Micro ATX電源「SilenX 300W」が搭載される。

photo D.Vine6 SQ MCE Silver

 D.Vine6 SQ MCEは、デザインと拡張性を統合したモデルで、搭載可能マザーはMicro ATX。搭載ベイは5インチ×2、3.5インチシャドーベイ×2。電源を非搭載とし、ATX電源を搭載可能とする。

 フロントのVFDパネルはWindows XP Media Center Edition 2005に対応し、CPUの使用率や温度などのシステム情報のほか、再生中の音楽トラックの表示やメールの到着などの各種情報をディスプレイ表示することが可能となっている。

 D.Vineシリーズの詳細は以下の通り。

製品名D.Vine 4 MCED.Vine5 MCED.Vine 6 SQ MCE
本体サイズ430(幅)×402(奥行き)×162(高さ)ミリ430(幅)×452(奥行き)×135(高さ)ミリ430(幅)×452(奥行き)135(高さ)ミリ
カラーブラック、シルバー
素材アルミ、スチール(フレーム部)アルミ(I/O部、PCI部除く)アルミ(I/O部、PCI部除く)
搭載可能マザーMicro ATX、ATXMicro ATX、ATXMicro ATX
搭載可能電源ATXMicro ATX(「SilenX 300W」搭載済み)ATX
背面ファン騒音レベル16デシベル 6センチ静音ファン×2
拡張ベイ5インチ×2、3.5インチシャドー×25インチ×1、3.5インチシャドー×15インチ×2、3.5インチシャドー×2
PCIスロット数774
価格(税込み)オープン(予想実売価格:3万5000円)オープン(予想実売価格:3万8000円)オープン(予想実売価格:3万3000円)

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