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» 2005年01月11日 16時15分 公開

News Weekly Access Top10(2005年1月2日−1月8日):満員電車と高密度実装技術の関係

CESが行われた米ラスベガスには昨年7月、モノレールが敷設された。車両は満員だが、車内の人口密度は日本の満員電車よりもずっと低い。

[岡田有花,ITmedia]

 世界最大規模の家電イベント「2005 International CES」(1月6日〜9日)が行われた米ラスベガスには、昨年7月にモノレールが開通。CES期間中は、大量の人々を詰め込んで会場と各ホテルとを行き来する。

 前回までのCESでは、会場へのアクセス手段はタクシーかバス。会期中は大渋滞で、ほんの数キロの移動に数十分かかったという。渋滞知らずのモノレールのおかげで、ホテル−会場間の移動がかなり楽になった。

 とはいえ、5-7分ごとにやってくるモノレールは、2ドア車両の4両編成。何万人もの輸送手段としてはキャパ不足だ。帰りの混雑は特にひどく、列車を待つ列は駅の数十メートル先まで伸び、1時間近くも待たないと乗れないこともあった。

ホームも大混雑

 アメリカ人が満員電車に慣れていないことが、事態をさらに悪化させる。東京の電車ならあと20人は詰め込みそうなところで「No more!」。車内に隙間があっても押し入ることはせず、次の電車を待つのだ。日本人としては「まだ乗れるに」と少しイライラするが、人をモノのように押し込む東京の電車よりはずっと人間的だ。

 日本人は、人間でもパーツでも、小さいところに詰め込んでしまう。日本が得意とする高密度実装技術も、狭い国土と高い人口密度が生み出したのかもしれないと、ラスベガスのモノレールを見て思った。

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