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IBM、四半期利益が初の30億ドル突破

» 2005年01月19日 08時34分 公開
[ITmedia]

 米IBMが1月18日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、継続事業の売上高が前年同期比7%増の277億ドル、利益は12%増の31億ドル、1株利益は16%増の1.81ドルだった。

 サミュエル・パルミザーノ会長兼CEOは「IBMは統合ビジネスモデルの力強さを反映してパワフルな第4四半期を達成し、利益が初めて30億ドルを突破した」と述べている。

 グローバルサービス事業の収入は10%増えて126億ドル。継続事業のハード収入は4%増の95億ドルとなった。システム/テクノロジー部門では、xSeriesが25%増、pSeries UNIXサーバが15%増となるなどeServerの伸びに支えられて5%増収の59億ドル。パーソナルシステムズ部門の収入は2%増の35億ドル。同部門のパーソナルコンピュータ事業部は、中国のLenovoへの売却が決定している。

 ソフト収入は45億ドルで7%増加。WebSphere、DB2、Tivoliなどが2ケタ台の伸びを示した。

 2004年12月までの1年間では継続事業の利益が84億ドルで、前年から11%増えた。1株利益は14%増の4.94ドル、売上高は8%増の965億ドルとなっている。

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