Cisco Systemsは1月26日、ルータ用OSに新たな脆弱性が見つかったとして3件のセキュリティアドバイザリーを公開した。
「細工を施したパケットでルータのリロードが誘発される」問題では、Multi Protocol Label Switching(MPLS)をサポートしたIOS(Internetwork Operating System)搭載のルータがサービス妨害(DoS)攻撃を受ける恐れがある。
「細工を施したIPv6パケットでリロードが誘発される」問題は、IPv6トラフィックを処理する設定になっているルータに影響。細工を施したIPv6パケットによってDoS攻撃を招く可能性がある。
「IOSの不正BGPパケットでリロードが誘発される」問題では、IOSでBGP(Border Gateway Protocol)がオンになっている場合に脆弱性が存在し、DoS攻撃に利用される恐れがある。各脆弱性とも、Ciscoから修正ソフトが無償リリースされている。
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