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東芝松下ディスプレイ、携帯向け液晶生産能力を倍増へ

» 2005年02月22日 19時37分 公開
[ITmedia]

 東芝松下ディスプレイテクノロジーは2月22日、低温ポリシリコンTFT液晶製造の工場を新設し、2006年4月からの稼働を目指すと発表した。新ラインは携帯電話用2.2インチ換算で月産約550万台の能力を持ち、既存ラインと合わせ月産約1000万台体制に引き上げる。

新工場の完成予定図

 石川工場(石川県川北町)の敷地内に、第4世代ガラス基板対応のラインを新設する。4月に着工し、完成は12月の予定。建屋を含む設備投資額は500億円弱。

 新ラインは、パネルに各種ICを内蔵するシステムオングラス(SOG)技術を使った高付加価値パネルの生産拠点とする。中小型パネルのおう盛な需要は続くと見込み、需要家の要望にタイムリーに対応できる生産体制を築く。

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