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中古ゲーム購入の一番の理由は「新品は高いから」

» 2005年03月14日 16時37分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は3月14日、中古ゲームソフトに関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、家庭用ゲーム機を所有している10〜59歳のインターネットユーザー1000人。

 これによると、回答者が持っている家庭用ゲーム機(複数回答形式)でもっとも多かったのは「PlayStation 2」で、その割合は全体の7割半ば。次いで、「PlayStation(初代、PSone)」(5割半ば)、「ゲームボーイ(アドバンス以前)」(4割強)と並んだ。

 1年間におけるゲームソフトの平均購入本数をたずねたところ、全回答者の平均値は3.1本。そのうち「中古のゲームソフト」の本数は平均1.1本で、購入ソフトの約3分の1が中古という結果になった。

 昨年に中古ゲームソフトを購入した人は3割強。年代別で見ると、10代が4割弱でもっとも多く、年代が上がるにつれて割合は下がり、40歳以上では2割強となる。

 「今後、中古ゲームソフトを購入したいか?」という質問では、7割弱が「購入したい」と回答した。

 中古ソフトを購入したい理由(複数回答形式)でもっとも多かったのは「新品のソフトは値段が高いから」で8割弱。このほか、「興味はあるが詳細がわからないゲームは安く買いたいから」(4割強)、「古いタイトルは中古のほうが手に入りやすいから」(4割弱)が多かった。

 「昨年、中古屋にゲームソフトを売ったか?」という質問で「売った」と答えたのは、1割半ばだった。売られたソフトの平均本数は1人当たり4.7本。

 遊び終わったゲームソフトの処分方法をたずねたところ、4割強の人が「つまらないゲームは売るが、気に入ったものは持っていたい」、また4割弱が「購入したものは全部ずっと持っていたい」と答え、基本的には遊び終わってもソフトを手元に残したいと考える人が多かった。

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