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携帯電話でモーニングコール支援 沖がASPサービス

» 2005年03月17日 17時30分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は、携帯電話を使ったモーニングコール支援ASPサービス「「UBIOS-W」を4月1日から始める。パッケージツアーの添乗員など、遅刻の影響が大きいスタッフの派遣元を対象に売り込む。

 携帯電話のWeb閲覧機能を活用。Webから起床予定時刻を設定しておき、目が覚めたら起床したことを入力する。派遣元は、予定時刻に起床していないスタッフを確認した上で連絡できる。iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!に対応し、利用料は1人当たり月額525円(税込み)で、初期費用は不要。

 添乗員などの派遣会社では、遅刻を防止するために起床確認を個別にしているケースが多い。音声コールを外部委託している企業もあるが、料金が高いのがネックだった。

 新サービスは比較的安価な上、派遣スタッフが持つ携帯電話をそのまま利用でき、派遣元はPCから起床予定と結果を確認できるなど、管理にかかる負担を抑えられる。運輸系や医療系など、不規則な勤務体系を管理する業種向けに展開し、2005年度で30社合計約1万人の販売を目指す。

 「UBIOS」シリーズは、携帯電話を使ったASPサービスの同社ブランドで、新サービスはGPS出退勤管理「UBIOS-LT」に続く第2弾。

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