ITmedia NEWS > 速報 >

東芝、Lexarへの損害賠償が加算――合計4億6540万ドルに

» 2005年03月25日 15時32分 公開
[IDG Japan]
IDG

 東芝とその米国子会社は3月24日、米国の裁判所からLexar Mediaに対して8400万ドルの損害賠償を支払うよう評決が下された。

 東芝は前日の3月23日に、企業機密の盗用および信認義務違反で3億8140万ドルを支払う判決を受けた。今回の懲罰的損害賠償が追加されたことで合計賠償額は4億6540万ドルとなる。ただし、実際の支払い金額は後日、判事により決定される予定。

 Lexarによれば、この賠償額は、カリフォルニア州の知的所有権関連では最高額で、全米でも3番目に高額なものだという。

 東芝は陪審による評決は「間違い」であるとし、「この間違いを正すためにあらゆる法的措置をとる」との声明を出している。同社は2004年度の業績見通しを修正する予定はないと述べている。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.