北米でPCにWindows XP Service Pack 2(SP2)を適用済みの企業は24%にすぎないことが、カナダのAssetMetrixの調査で分かった。SP2の自動アップデート猶予期限が4月12日に迫っていることから、AssetMetrixではその前に適切なテストを実施しておくよう、企業に呼び掛けている。
調査は同社調査部門のAssetMetrix Researchが実施。北米の251社(PC 13万6000台)を対象にSP2の導入状況を調べたところ、Windows XPを利用している企業のうち40%はSP2の導入を意図的に回避していることが判明。進んで導入しているのは7%にすぎなかった。残り52%はSP2に関するポリシーが不明で、こうした企業では社内のITインフラに複数バージョンのWindows XPが存在してサポート上の問題が生じる可能性があるとAssetMetrixは指摘している。
MicrosoftはSP2のリリースに当たり、企業からの要望に応え、自動アップデートサービス経由のSP2配信を延期した経緯があるが、その期限が4月12日に迫っている。
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