4月4日、英国の市場調査会社Point Topicはブロードバンドの各国別普及状況を発表した。この調査によれば、ブロードバンド人口のトップは依然として米国だが、2位の中国の伸びは急激で、いずれ追い越されるだろうと予想されている。日本は3位。
2004年12月31日時点における全世界のブロードバンドは1億5050万回線となり、前年よりも5000万回線増えている。下半期の伸びだけで2650万回線で、伸張率は記録的に高まっている。
米国のブロードバンド回線は3390万回線だが、2位の中国は下半期だけで660万回線を増やしており、1位の座をうかがっている。中国と3位の日本はFTTHの伸びが著しい。全世界ではDSLが全体の62%、ケーブルモデム、FTTHなどそれ以外のブロードバンド技術が残りの38%を占める。
飽和状態を迎えている国もある。香港、台湾、カナダはともに2004年第4四半期の世界平均伸張率である21.3%の半分に満たない。
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