レコード会社などがファイル交換サービス「ファイルローグ」に損害賠償を求めていた裁判で、同サービスの運営者側が期限の4月15日までに上告しなかったため、同サービスによる著作権侵害を認めた控訴審判決が確定した。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は「判決が確定したことで、違法に音楽ファイル交換を行っているユーザーだけでなく、サービスの管理運営者も著作権侵害の責任を負うことが明らかになった。判決は、ネット上の音楽流通に適正な著作権保護のルールが必要であることを明確にしており、知的財産立国を目指す日本にとって有意義な判決」とコメントしている。
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