フィンランドのNokiaが4月21日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高が74億ユーロとなり前年同期比17%増(為替変動の影響を除くと19%増)、純利益は18%増の8億6300万ユーロ(1株当たり0.19ユーロ)となった。
同社の推計では、業界全体で前年同期に比べた携帯端末の出荷台数の伸びは予想を上回る20%に達し、Nokiaの出荷も市場と同程度のペースで増加した。業界レベルで3G端末が若干低迷しているものの、2005年は好調なスタートを切ったと判断、市場全体の通年出荷台数予想を約7400万台に引き上げた。
Nokiaの携帯電話出荷は中国の69%増を筆頭に、アジア太平洋(44%増)、欧州/中東/アフリカ地域(27%増)で順調に伸びた半面、北米の33%減、ラテンアメリカの12%減が足を引っ張る形となった。携帯電話収入は前年同期比11%増の45億ドルだった。
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