米Googleは広告配信プログラムのAdWordsを強化して、広告主がGoogleコンテンツネットワーク上で自社広告の掲載サイトを指定できるサービスを近く提供開始すると明らかにした。
広告主は新しい広告キャンペーンの立ち上げに当たり、通常のAdWordsアカウントを使って、掲載サイトを指定するサイトターゲット広告にするか、従来型のキーワードターゲット広告にするかを選ぶことができる。
サイトターゲットを選んだ場合には、広告を掲載したいサイトのURLを入力し、そのサイト上で1000インプレッションごとに支払う料金の最高額(CPM)を設定。表示する広告はテキストまたは静止画像のほか、新たにアニメ画像も利用できるようにする。
現在、Googleでは少数の広告主とともにサイトターゲット広告のβテストを実施している段階で、「近い将来」AdWordsプログラムを利用している全広告主向けにこのオプション提供を開始する見込みだとしている。
GoogleにはAdWordsの導入当初から、自社広告を特定サイトに掲載したいという要望が広告主から寄せられており、サイトターゲット広告の導入はこうした要望に応えるものだと説明している。
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