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iTunes関連でApple相手取った訴訟相次ぐ

» 2005年05月07日 08時04分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Appleがこのほど当局に提出した書類で、同社が現在対応に当たっている多数の訴訟に関する詳細が明らかになった。Apple対Apple訴訟の審理の期日も公表している。

 ビートルズのレコードレーベルであるApple Corpsは、Apple Computerが音楽に関与するのは商標侵害に当たるとして中止を求めている。審理は英国の裁判所で来年3月27日に始まる予定だ。

 AppleはこのほかiPodとiTunes Music Storeとの関連付けをめぐり、新しい集団訴訟3件と、フランスの消費者団体から起こされた訴訟1件に直面している。

 同様の集団訴訟であるSlattery対Appleのケースは今年6月6日に審理が開かれる予定。この訴訟では、AppleによるiPodsとiTunes Music Storeの関連付けは違法だと主張。さらに、米独禁法に当たるシャーマン法の第1条および2条、カリフォルニア州の事業・職業規範16700項違反に当たるとも訴えている。

 iTunes Music Storeについては現在欧州委員会が調査中。特に英国のiTunesで欧州のほかの国に比べて楽曲の値段が高い点に注目している。

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