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日本AMD新社長にデル出身のユーゼ氏

» 2005年05月16日 15時27分 公開
[ITmedia]

 米AMDは5月16日、日本AMDの代表取締役社長にディビッドM.ユーゼ(David M. Uze)氏が就任したと発表した。堺和夫前社長は代表取締役会長に就任した。

ユーゼ新社長

 ユーゼ社長の前職は、米Dellの日本法人・デルのエンタープライズ営業本部グローバルグループ部長。ユーゼ社長の就任で、日本のエンタープライズ市場向け営業を強化するねらいがあると見られる。ユーゼ社長は「日本のエンタープライズ市場規模は、米国に次ぎ世界第2位。日本市場での成功なしに世界市場におけるAMDの成功もないことを意味している」とコメントしている。

 ユーゼ社長は1989年の来日以来、日本に16年間在住。Deloitte Touche Tohmatsuのコンサルタント経験などもあり、日本の企業文化や社会慣習にも通じている。デル時代は有力企業向けサーバ営業チームを率い、今年第1四半期にはデル設立以来最大というサーバ契約を獲得した。

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