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コーエー、6期連続で過去最高益更新

» 2005年05月16日 19時04分 公開
[ITmedia]

 コーエーが5月16日発表した2005年3月期連結決算は、売上高、純利益とも6期連続で過去最高を更新した。ゲームソフト事業は減収減益だったものの、投資事業や版権ビジネスが伸張した。

 売上高は281億4000万円(前期比1.6%増)、営業利益は94億8200万円(同9.5%減)、経常利益は122億7000万円(同3.1%減)、純利益は74億9000万円(同5.4%増)。

 主力のゲームソフト事業では、PlayStation 2向け「真・三国無双4」が93万本、「戦国無双 猛将伝」が42万本とヒット。PSP向け「真・三国無双」も29万本を販売した。「信長の野望 Online」は登録ユーザー数が11万人超となった。ただ、全体では売上高198億4800万円(同3.3%減)、営業利益は66億8700万円(同17.0%減)と減収減益だった。

 今期連結業績予想は売上高334億円(前期比18.7%増)、経常利益132億円(同7.6%増)、純利益80億円(同6.8%増)。PSP、ニンテンドーDS向けソフトの投入に加え、各社の次世代ハード向けソフトをいち早く発売できるよう、研究開発を進める。「真・三国無双4」は世界販売する予定。

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