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携帯電話からオークションを利用しているのは1割強

» 2005年05月23日 18時14分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は5月23日、ネットオークションに関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、インターネット機能搭載携帯電話を所有しいてる18歳以上のインターネットユーザーで、有効回答数は300人。

 これによると、最近3カ月以内にPCからオークションサイトを利用(閲覧・出品・入札)したことがある人は、全体の6割半ばを占めた。

 PC向けオークションサイト利用者に利用頻度をたずねたところ、2割強が「ほぼ毎日」と答え、全体でも7割弱が「週1日以上」利用していることがわかった。週1日以上利用している層を年代別で見ると、29歳以下が6割半ばであるのに対し、30代で7割弱、40歳以上では7割半ばと、年代が上がるにつれ利用頻度も高くなる傾向を示した。

 PC向けオークションサイトで利用することが多い商品ジャンル(複数回答方式)のトップ3は、「衣類、バッグ、靴」(3割半ば)、「チケット、金券」(3割)、「PC、PC周辺機器」(3割弱)。

 利用しているPC向けオークションサイト(複数回答方式)は、「Yahoo!オークション」が9割と突出しており、そのほかは、「楽天フリマ」が3割弱、「ビッダーズ」が2割弱などだった。

 続いて、携帯電話からのオークション利用(閲覧・出品・入札)の動向をたずねたところ、「利用している」のはわずか1割強で、2割弱が「利用したことはあるが、最近は利用していない」、7割強が「利用したことがない」と答えた。

 携帯電話向けオークションサイト利用者の利用頻度は、2割強が「ほぼ毎日」と答え、5割半ばが「週1日以上」利用している。また、PCの場合同様に、年代が上がるほど利用頻度が高くなる傾向を示した。

 携帯電話向けオークションサイトでの利用商品で多かったのは、「衣類、バッグ、靴」(3割半ば)、「チケット、金券」(3割弱)など。

 携帯電話向けオークションサイトを利用する理由(複数回答方式)は、「手軽だから」(6割半ば)や「時間を有効に使えるから」(3割)などが挙げられた。

 回答者全員に、今後携帯電話からオークションサイトを利用したいかたずねたところ、「利用したい」と答えたのは、29歳以下で2割強、30代以上では1割程度。一方、全体で7割半ばの人が「利用したくない」としており、その理由では「パケット代」を気にする意見が多かった。

 また、携帯電話向けオークションサイトのサービス・使い勝手に対する要望では、「目的の商品にたどりつくまで時間や手間を小さくして欲しい」という声が目立ったという。

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