ソーテックは、創業者の大邊創一代表取締役会長が退任する人事案を6月28日の株主総会に提案する。平沢潔代表取締役社長も退任し、山田健介執行役員兼COOが社長に昇格する。
ソーテックが18日に発表した2005年3月期連結決算は、売上高が前期比20.8%減の184億5100万円にとどまり、最終損失は26億8800万円(前期は9億6700万円の損失)に拡大。累損を法定準備金の全額取り崩しと減資で一掃し、経営再建を図る方針を明らかにしていた。現経営陣の退任で、経営責任を明確にすると見られる。
社長に昇格する山田氏は62歳。シャープで常務を務め、昨年9月に現職に就任した。
ソーテックの5月25日の株価(ヘラクレス)は、前日比1万円安(−10.74%)の8万3100円。
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